Friday, May 15, 2015

Ouvrage du Hackenberg

Maginot線の要塞見学

行き方

私が行った経路は、フランスのThionville駅に行き、そこからタクシーで要塞まで行った。
2015年5月時点で片道50euroだった。Thionville駅から要塞近くまでのバスはあるが、帰りの時間帯のはないようだ。

Thionville は TVG が停車するためパリから行きやすい。
また、パリ-ルクセンブルク間の途中にあるのでルクセンブルグ旅行のついでに行くとよいかも知れない。
ルクセンブルからThionvilleは20分程度で行ける。


行くべき時間

13:30頃 Thionville 駅前のタクシーに乗って行くと20分ぐらいで着く。
Hackenberg公式WEBで休みの日を確認しておくこと。

しかしほとんど毎日開いている。
午後の14:00からしか開いていない。
公式WEBを見ると平日は14:30から、祝祭日は14:00からしか開いていない。
私が行った5/8は祝祭日だったらしく、14:00から開いた。
チケット販売が13:55からだったため早く行ってもド田舎なのでやることあんまない。

早く来すぎたら、帰り道の方をしばらく行くと要塞の別の部分の顔が見られるのでそこまで歩いて行くのもよいかも。
もっと時間があったら近くの Vercking の村に行ってバス停でバスの時間と路線を確認してバスでの行き方blogとかに書いて欲しい。

見学はガイドツアーしかなく、2時間半かかるので、最終入場は15:30頃になっている。
そのためあまり遅く行くのは進められない。

また、14:00頃に着いても、英語ツアーの最初の時間は表示14:15からで、実際はその時による。
行った時は14:45ぐらいからツアーだったので、心はひろくゆったりゆっくりと待とう。

そのため、14:00前に行っても17:00過ぎに見学が終ることになる。


帰り方

タクシーを要塞の人に呼んでもらう。
20分ぐらいでやってくる。
タクシー代は駅あたりからの往復代になる。Thionvilleまでで50Euroぐらい。

行きに使ったタクシーを待ってもらうのは、3時間ぐらい待たせることになり現実的でない。
街までは20分ぐらいで戻れるし。

見学内容

マジノ線の要塞の中と外を見る。1.3km先ぐらいにトロッコに乗って動態保存されてる砲と、
終戦間際にアメリカ軍にやられてボロボロになったそとづらを見に行く。
中を歩いたり、階段登ったりする。
また中は十数度と寒い。夏でも寒いので上着が必要。
発電機も当時の使っててた見学中頻繁に瞬停する。
当時は1000人ぐらいつめていて、外に出られないため、食事内容はよかったらしい。
ワインも毎日支給とか。
調理場も最新鋭。

2時間半ぐらいかかるが、飽きないと思う。ただ、家族連れの女の子は飽きていた。



別手段

20kmぐらいだから Thionville 駅前にあるレンタルサイクルで行くのも面白いかも知れない。
ただ、返す時間が待に合わないかも。また、デポジットが150ユーロを現金で払わないといけない。デポジットは自転車を返せば戻る。Thionville に一泊して次の日返すとかできればいいかも知れない。
次の日とかに返す場合はホテルのパティオとかにしまっておかないと多分とられるだろう。

タクシーの場合往復100EUROもかかるから、それだけ払うならば国際免許証を持ってレンタカー使うのがいいと思う。
周辺には見学できるマジノ要塞がいくつかあるようなので色々まわってみるとか。
Thionvilleの町のはしにも週末だけ開いてる見学可能なマジノ要塞がある。

パリやルクセンブルから日帰りも可能。
パリからTVGで2時間半ぐらいだし、ルクセンブルから20分だし、
要塞は14:00からしか開いてないので急ぎの人や色々他の場所まわりたい人にもいいと思う。

帰国後ググってたらThionvilleからVeckringへのバス一応見つけたけど、一日3本しかない。107系統。
見学ツアー参加したら帰りの便はないから結局タクシーだ。
http://www.cg57.fr/lestransports/PublishingImages/Fiches/fiche-TIM-107.pdf
http://www.cg57.fr/lestransports/Pages/Sedeplacer/Fichehoraireparligne.aspx
http://www.rome2rio.com/s/Thionville/Veckring

別の場所

Thionville 市内に Fort de Guentrange がある。
http://fort.guentrange.free.fr/

Thionville 近効で5ヶ所程マジノラインの見学できる要塞があるようだ。
Moselle 周辺で見学できるものは10ヶ所ぐらいあるみたい。

日記

ドイツのTrierからLuxembourg経由でThionvilleに行った。
早朝 Trier を出て、 午前中に Luxembourg の旧市街の見所を見て、昼に Thionville 着いた。
事前にググっても、 Thionvilleで取ったホテルにあらかじめ聞いてもタクシーでしか行けないようなので
駅前のタクシーにタクシー代聞いてホテルにチェックイン。
駅まで歩いていき駅前のタクシーに乗って行く。 13:30駅前出発で13:50ぐらいに着いた。
ハッケンベルグで行ってくれる所が分かるが、金額の交渉に時間を食った。
勝手が分からないのでそんな遠くもないのに待ってもらおうとして時間かかった。
待ってもらう必要はない。すなおに片道50ユーロを払おう。メーターの表示は25ユーロぐらいだろうけど、
田舎に行くときは帰りの空車の金額も払うもんらしい。多分。


写真撮たりしててチケット売り場行ったら、チケット売り場は13:55から、
英語ガイドは14:15からとか掲示があった。
しかし、13:55前に団体ツアーがガンガン入っていった。
13:55からチケット買えたけど、待ち時間が何かった。
チケット売り場の横がコーヒーとか買える簡易喫茶になっているので茶でもすすって待てる。
で、フランス語ガイドツアーが先に入り、その次がなかなかこない。
何で時間がかかったのか分からないが、最初は歩きで見学だし、トロッコの待ちが時間かかるので
そこらへんで早く入っても団体が先に入ってるとつまってどうにもらならいのかも知れない。


14:45頃やっと入れて見学開始。トロッコの線路が外から要塞に引き込まれているので
全行程トロッコで見るのかと思ったら違った。中を色々歩き、その後トロッコで要塞の別の部分へ移動して外から見たりした。
入る時に寒いという事前情報から用意していた服を着て厚着。

砲の射程が国境までの5kmちょっとしかないととか、
砲の射角が国境方向なので、ドイツ軍が使っていた時にアメリカ軍対抗する時死角から砲撃されてずたぼろとか。
毎日ワインなどアルコールが支給されていたとかおどろいた。
1000人近くつめているのもすごいが、発電機とか今も使ってるし、トロッコの機動車も現物だし、砲もまだ動く。
中で火薬庫が爆発したこともあったらしい。現場にいたくないな。だが火薬庫というか弾薬庫全体が全滅しないような構造だとか説明してたような気がする。

1km以上あるトロッコ移動はかなり時間かかる。

17:00過ぎで見学が終り、タクシーを呼んでもらう。
なんか知らんが行きと同じタクシーだった。
帰りはホテルまで行ってもらう。
メーターは52ユーロだが50ユーロで終り。



タクシーによっては40ユーロという人もいたので、まあその時のタイミングによって10〜20ユーロ上下するか。
距離的にまあまあの金額なので一人じゃなければ何とか。

Thionvilleの旧市街は5/8はフランスは特別な休日なのか店がちょっとしたカフェとか以外全くやってない。
次の日は土曜だったが、店が開いていたのでそんな風に思った。

まとめ

公式のWEBで休みの日でないか確認する。
Thionvilleまで行く。パリからTVGでもなんでも。
何かこだわりなければ13:30頃Thionville駅前のタクシーに乗ってOuvrage du Hackenbergに行く。
中は寒いので上着を持って行くこと。
14:00頃チケットを買って待つ。
ツアーで要塞を見て、18時前に出る。タクシーを呼んでもらい帰る。




全景 右上の角が入り口で、そこから入って中界下の部分へトロッコで見学に行く。




最初は中を歩いて見学


発電機 当時のまだ動かしてる。

220V




当時最先端の調理場。要塞ごもりはストレス溜るから食いものはよかったらしい。

トロッコで1.3km移動してもずいぶん時間かかる。


こいつ動く。


こいつも動く。


こいつまで動く。


外観。ふるぼっこだが、中身は2つ上のように大丈夫。
広いからチャリでも移動してたらしい。今でも使ってるような感じだな。
砲の死角側からやられたので、こちら側がぼろぼろ。けど中は守られたから要塞建築設計は十分機能した?
戻り中
見学終り

切符





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